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2007年10月05日

後漢書

范曄は字は蔚宗と言い、幼い頃から学問に長じ、経書に通じて文章・音楽を良くしたという。宋の創始者・劉裕に仕えて尚書吏部郎となったが、左遷されて宣城太守になり、この頃に『後漢書』を選した。元嘉九年(432年)の事である。しかしこの時点ではまだ志が書かれておらず、未完成であった。そして范曄は書き終えないまま劉義康擁立事件に関ったことで処刑された。後に南朝梁の劉昭が未完成『後漢書』に東晋の司馬彪が書いた『続漢書』の志を合刻した。現在伝わるのは後述の李賢注に『続漢書』の志を合刻した北宋代の版本が元である。

『後漢書』の成立は既述の通り、432年と後漢滅亡から200年以上が経ってからのことであり、年代的には後のことを記述している『三国志』の方が先に成立していた。その200年余りの間に後漢についての歴史書を数多くの史家が著している。後漢がまだ存続していた時から書かれた同時代史書である『東觀漢記』、東晋の袁宏の手による『後漢紀』など。その他にも数多くの史書が存在していて、これを八家後漢書(あるいは七家)と呼んでいる


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2007年09月22日

<高齢者虐待>年1万2500件…半数が息子・娘 厚労省

高齢者虐待など言語道断です。

家族や親族による65歳以上の高齢者への虐待が全国で昨年度1万2575件に上ることが21日、厚生労働省が行った高齢者を対象とした虐待調査(速報値)で分かった。昨年4月施行の高齢者虐待防止法に基づく初の調査。家族・親族による虐待では、8割以上は同居の家族からで、被害者の約6割は介護が必要な認知症の高齢者だった。在宅介護の難しさが家族を追いつめ、虐待に発展していく実態が浮かんだ。

 家族・親族から虐待を受けた高齢者は、女性が77%と多く、80歳以上が約5割を占める。67%が要介護認定を受けており、認知症の判定では62%が介護が必要な「日常生活自立度2」以上だった。

 虐待をしていたのは、半数が息子(37%)と娘(14%)で、配偶者は19%。形態は身体的虐待が64%と最も多く、排せつの失敗を責めるなどの心理的虐待が36%。お金を渡さないといった経済的虐待や介護放棄も2割以上あった。虐待に気付いて市町村の窓口に通報したのは、ヘルパーなどの介護支援関係者が4割以上を占め、本人からの相談は12%にとどまる。

 発覚後の市町村の対応では、介護施設や病院への入所・入院、自治体の緊急一時保護などで家族と分離したケースは36%。家族の負担を減らすために新たな介護サービス利用などで対応したケースも約3割あったが、4割近くは「助言・指導」や「見守り」しかしていなかった。

 調査は、老人福祉施設や有料老人ホームなど施設内での虐待についても行われ、53件の虐待が確認された。虐待したのは約8割が介護職員だったが、施設長や管理者が加害者とされたケースもあった。

 ◇高齢者虐待防止法 施設や家庭での高齢者虐待の社会問題化を背景に、05年11月に議員立法で成立した。施設従事者に虐待を発見した場合の通報を義務付け、家庭内の虐待でも関係者に通報や早期発見の努力義務を課した。命に危険が及ぶ恐れがある場合は、市町村長に立ち入り調査の権限を与えている。厚生労働省が毎年度、都道府県から虐待件数と対応報告を受け、公表することを決めている。

自分が弱いからこのような問題が浮上するのだと思います。全く悲しいことです。